◆炭酸泉の基礎知識

◆炭酸泉と呼べるものとは
 

炭酸泉とは、水やお湯に炭酸ガス(CO2)が溶け込んだものであり、

炭酸ガス(CO2)が 水分1ℓ(リットル)中に 1000ppm 以上溶け込んだもの

のことを言います。

 

 

中でも1000ppmを超える高濃度の炭酸泉は「療養泉」とされ、ヨーロッパでは「心臓の湯」と言われ古くから健康維持、

病気治療やリハビリなどの医療目的で利用されています。

とくにドイツでは保険適用の治療として用いられるなど、近年医療の現場などでも大変注目されています。

 

日本には、この条件を満たす天然の温泉はごく少なく、なかなか入れる機会がありません。

そのため人工的に炭酸泉を作りだそうと、大型で高価な炭酸泉発生装置が開発され、医療施設などに導入されています。

 

 
◆炭酸泉浴の特徴
 

炭酸泉浴にはそうでないものとの大きな違いがあります。

これらの身体への作用が働いてこそ、本当の炭酸泉浴と言えます。

 
1.皮膚に炭酸の気泡が付着
 

炭酸泉内の炭酸ガスが皮膚を通過し体内に入ってきます。

 
2.皮膚から組織に二酸化炭素が吸収
 

炭酸ガスは皮膚を通過する非常に小さな分子で、簡単に皮膚内を通過し毛細血管の中に入ってきます。

 
3.毛細血管の拡張により「皮膚紅潮」が起こる
 

毛細血管は、進入してきた炭酸ガスを老廃物としてみなし、洗い流そうとするため、

血管を広げて酸素を送り込みます。

 
4.血流の増加、活性化
 

血管拡張と血管運動の増加により、血流が増加し、血流が良くなります。