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炭酸泉とは、水やお湯に炭酸ガス(CO2)が溶け込んだものであり、
炭酸ガス(CO2)が 水分1ℓ(リットル)中に 1000ppm 以上溶け込んだもの
のことを言います。
中でも1000ppmを超える高濃度の炭酸泉は「療養泉」とされ、ヨーロッパでは「心臓の湯」と言われ古くから健康維持、
病気治療やリハビリなどの医療目的で利用されています。
とくにドイツでは保険適用の治療として用いられるなど、近年医療の現場などでも大変注目されています。
日本には、この条件を満たす天然の温泉はごく少なく、なかなか入れる機会がありません。
そのため人工的に炭酸泉を作りだそうと、大型で高価な炭酸泉発生装置が開発され、医療施設などに導入されています。
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炭酸泉浴にはそうでないものとの大きな違いがあります。
これらの身体への作用が働いてこそ、本当の炭酸泉浴と言えます。
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1.皮膚に炭酸の気泡が付着 | ||
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炭酸泉内の炭酸ガスが皮膚を通過し体内に入ってきます。
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2.皮膚から組織に二酸化炭素が吸収 | ||
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炭酸ガスは皮膚を通過する非常に小さな分子で、簡単に皮膚内を通過し毛細血管の中に入ってきます。
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3.毛細血管の拡張により「皮膚紅潮」が起こる | ||
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毛細血管は、進入してきた炭酸ガスを老廃物としてみなし、洗い流そうとするため、
血管を広げて酸素を送り込みます。
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4.血流の増加、活性化 | ||
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血管拡張と血管運動の増加により、血流が増加し、血流が良くなります。