2006年サッカーワールドカップを控えたジーコジャパンが、宮崎合宿の際に炭酸泉を持ち込んだ話は有名ですが、
トップアスリートをサポートする国立スポーツ科学センターでも選手の疲労回復等に炭酸泉を導入しております。
従来の人工炭酸泉製造装置は高圧炭酸ガスボンベとメンブランを使用するため、装置が大型となり、
高価で且つ高圧ガスボンベの取替えやメンブランの目詰まりなど取扱いが煩わしく、
スポーツ遠征での持参や遠征先での高圧炭酸ガスボンベの調達などが困難となり、手軽に利用できませんでした。
しかし!スパークリングホットタブにより選手個人の練習スケジュールに合わせて、
選手の宿泊先や家庭でも簡単に利用できるようになりました。
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スポーツ選手へ使用されてきています。
水温35℃では浴水の含有炭酸ガス濃度に依存して皮膚血流量が増加させ、心拍数を低下させることを報告がされ、
予備実験の結果では、前腕部の人工炭酸泉浸漬で筋血流量の増加を示唆する結果を得ています。

スポーツ競技のウォームアップ及び筋疲労回復への効果を検討します。
また、近年行われた動物実験では炭酸泉浸漬部筋毛細血管密度の増加が報告されており、筋持久力に対する影響についての検討も行います。
さらに、炭酸泉浴はスポーツ競技・トレーニング後の全身疲労の回復にも有効と考えられ、肉離れや筋挫傷などの怪我をした部位の炎症なども体温より低い温度での炭酸泉浴により炎症を抑えつつリハビリの効果も期待されるとの研究が報告されています。